キャップは顔の形で選ぼう!種類や他の基準を知って似合う帽子を見つけよう
キャップはカジュアルファッションで役立つコーディネートアイテムであり、1つあるだけでもファッションの幅が広がります。キャップをコーディネートに取り入れたいと思っても、自分に合ったキャップが分からず悩む人もいるのではないでしょうか。
この記事では、キャップの種類や選び方を解説します。普段帽子をかぶる機会が少ない人でも、自分らしいキャップを見つけましょう。
キャップの種類
キャップと一言でいっても、さまざまな種類があるため、それぞれの形や特徴を理解しておくと、自分に合ったキャップを選びやすくなります。
ここでは、おもなキャップの種類を6個解説します。
- ベースボールキャップ(カーブあり)
- ベースボールキャップ(カーブなし)
- メッシュキャップ
- ジェットキャップ
- ワークキャップ
- マリンキャスケット
ベースボールキャップ(カーブあり)
ベースボールキャップ(カーブあり)は、トップに丸みがあり、何枚かの布を縫い合わせて作られます。カーブありのベースボールキャップは、つばが曲線を描いていることが特徴です。
色や柄によってはカジュアルスタイルだけでなくきれいめな洋服にも合わせやすく、コーディネートのポイントになります。また、オーソドックスな形のため帽子初心者でも比較的チャレンジしやすい形です。
ベースボールキャップ(カーブなし)
カーブありのベースボールキャップと異なり、つばの部分が平らに作られたベースボールキャップもあります。野球の試合で使用されるベースボールキャップは、こちらの形です。
カーブありのベースボールキャップに比べるとカジュアルな印象が強まるため、ストリート系のファッションによく合います。きれいめなコーディネートと合わせるときは、色味がシンプルなキャップを選ぶと外しアイテムになるでしょう。
メッシュキャップ
メッシュキャップは、ベースボールキャップの中でも背面がメッシュ素材で作られているキャップです。パネルすべてが布地のキャップに比べてカジュアル感が高まり、かつ涼しく使用できます。
カジュアル感の強いアイテムのため、きれいめなファッションに合わせるときはカラー選びに注意しましょう。ロゴや柄が控えめなアイテムを選ぶと、洋服を選ばずに合わせやすくなります。
ジェットキャップ
ジェットキャップは、トップの部分が5枚で構成されたキャップです。全面を1枚のパネルで作り、左右に1枚ずつ、頭頂部から後頭部を2枚のパネルで分けています。
トップに丸みがあるベースボールキャップに比べて浅めの作りで、スタイリッシュな印象で着用が可能です。アウトドアシーンでもよく利用されるため、キャンプキャップとも呼ばれています。
ワークキャップ
ワークキャップは、もともと鉄道作業員がかぶっていた帽子をもとにしたキャップです。トップが丸めな他のキャップに比べて、平らな点が特徴です。トップに丸みがない分かぶりも浅めになり、小顔に見えやすくなります。
筒状になっているため縫い目も少なく、上品な印象を与えます。大人っぽい印象になるため、アウトドアファッションのポイントにもおすすめです。
マリンキャスケット
マリンキャスケットは漁師や船員がかぶっていた帽子であるマリンキャップと、狩猟時にかぶっていたキャスケットの2つがもとになったキャップです。他のキャップに比べるとトップに大きさがあり、コーディネートの主役になります。 トップ部分が大きいため、浅めにも深めにもかぶれます。トップの大きさによって印象が大きく異なるため、好みに合うアイテムを探しましょう。
キャップを選ぶときは顔の形に合わせよう
自分に合ったキャップを選ぶには、顔の形に合ったキャップを理解しましょう。デザインや形も大切ですが、顔の形に合わなければ似合いにくくなるのです。
ここでは、顔の形に合わせてキャップを選ぶ方法を解説します。
- 丸顔
- 面長
- 卵型
- ベース型
- 逆三角型
丸顔
丸顔の人は、トップにも丸みがあるベースボールキャップやメッシュキャップがおすすめです。ワークキャップのような角ばった形を選んでしまうと、顔の丸みを強調してしまう可能性があります。
また、丸顔の人は顔の縦幅が少なく感じるため、あえて帽子を浅めにかぶって縦幅を補うとバランスよく見えます。
面長
面長の人がキャップを探すときは、顔の縦幅を強調しないよう浅めのかぶりになるワークキャップやジェットキャップがおすすめです。ただ、基本的には似合う帽子が多いため、デザインのあるキャップを選んでコーディネートの主役とすることも可能です。
丸みのある帽子をかぶるときは深めにかぶり、なるべく顔の縦幅を強調しないようにしましょう。
卵型
卵型は顔の縦幅と横幅のバランスがよく、どのようなキャップも似合いやすいのが特徴です。キャップの形が特徴的であっても、気に入ればチャレンジしてみましょう。
ただ、帽子を被ったときの小顔効果を求めるのであれば、トップに丸みのあるベースボールキャップやマリンキャスケットがおすすめです。
涼しさを求める場合はメッシュキャップ、大人っぽくコーディネートしたいときはワークキャップなど、服装に合わせて選びましょう。
ベース型
ベース型はフェイスラインに合わせた直線的なキャップが似合います。ジェットキャップやワークキャップのような、角ばったデザインのキャップを選びましょう。帽子の素材感も、柔らかいコットンよりは硬めのデニムや麻素材が似合います。
また、つばは正面から見たときに顔の幅より広めのキャップを選ぶと、全体のバランスが取りやすくなります。
逆三角型
逆三角形の人がキャップを選ぶときは、深めにかぶれる丸みのあるベースボールキャップやマリンキャスケットを選びましょう。トップが平らに作られたワークキャップは、あごの細さに比べてアンバランスに見えてしまいます。 マリンキャスケットを選ぶときは、トップにボリューミーがありすぎるとあごの細さが目立つため、かぶる部分から頭頂部に向けてボリュームが減る形がおすすめです。
顔の形以外にも!キャップを選ぶ基準とは
自分に似合うキャップを選ぶには、顔の形以外にも着目するべき要素が5つあります。
ここからは、顔の形以外のキャップ選びのポイントを解説します。
自分に合ったキャップを見つけて、コーディネートを楽しみましょう。
- 頭のサイズに合ったキャップを選ぶ
- ヘアスタイルとのバランスで選ぶ
- 普段のファッションと合っているかで選ぶ
- 色味で選ぶ
- 素材で選ぶ
頭のサイズに合ったキャップを選ぶ
キャップを選ぶときは、自分の頭のサイズに合っているか確認しましょう。キャップの多くは後ろでサイズの調整ができますが、あまりに大きすぎるキャップでは、かぶったときもバランスに違和感が出ます。
また、頭のサイズが大きい人が小さなキャップを選ぶと、サイズ調整ができない可能性もあるのです。自分に合ったサイズか分からないときは、試着できる店舗でキャップを購入することがおすすめです。
ヘアスタイルとのバランスで選ぶ
キャップをかぶるときのヘアスタイルも、自分に合ったキャップ選びのポイントです。髪の毛が長い人がキャップをかぶるときは、髪の毛を下ろしておくか、結ぶ位置を低い場所にしましょう。
頭頂部にボリュームが出てしまうと、キャップをかぶるときに髪の毛が邪魔になってしまい、帽子が浮いてしまいます。また、まとめる位置を下にするだけでもトップから髪の毛が出るため、キャップをかぶりやすくなります。
普段のファッションと合っているかで選ぶ
キャップを選ぶときは、デザインだけでなく普段のファッションに合っているかも併せて考えましょう。キャップのデザインだけ気に入って購入してしまうと、ファッションに合わずキャップを使う機会を減らしてしまいます。
キャップ自体は似合っているにもかかわらず、普段の服装と合わないことで、「帽子が似合っていない」という感覚に陥るのです。
普段キャップをかぶらない人は、カジュアルファッションであればベースボールキャップ、きれいめファッションであればマリンキャスケットなど、比較的合わせやすいアイテムを選びましょう。
色味で選ぶ
キャップを選ぶときには、デザインだけでなく色味にも注意しましょう。キャップは色の選び方によってはコーディネートの差し色となりますが、普段の服装に合わない色味を購入してしまうと、合わせにくくなってしまうのです。
何色のキャップを買うか悩んだときは、無難に黒や白などのモノトーンがおすすめです。コーディネートにマッチしやすいため、合わせるものを選びにくくなります。
素材で選ぶ
キャップを選ぶときは、使用したい季節に合った素材かもチェックしましょう。夏場に温かみを感じるウール素材や、冬場に涼しげな印象を与える麻素材を選んでしまうと、洋服と季節感が合わず似合わない印象になります。
キャップを選ぶときに季節に合った素材かチェックするだけでも、コーディネートで浮く心配を減らせ、帽子初心者でも使いやすくなるのです。悩んだときは、春夏は綿や麻のような軽やかな素材、冬はウールや起毛素材のような厚みのある素材を選びましょう。
自分だけのキャップ作りもおすすめ
自分に合ったキャップが分からないときは、マーケストラでオリジナルのキャップを作るのもおすすめです。マーケストラではオーダーメイドでキャップの製作を行っており、刺しゅうやワッペンなどを利用して、好きなデザインで帽子を作れます。
マーケトラではデザインの修正も無料のため、納得いくまで何度でも相談できます。納得いかないまま発注することはありませんので、安心して利用できるでしょう。
まとめ
自分に合ったキャップに悩んだときは、顔の形や普段のコーディネートに合わせて選びましょう。デザインが気に入ったからといって、必ずしも自分に似合うとはか限りません。少しずつキャップをかぶっていき、自分に合ったデザインを見つけるのがおすすめです。
また、市販品で自分に合った帽子が見つからない場合でも、マーケストラに相談が可能です。希望する色や形などをもとに、デザインの相談ができます。
納得いくキャップを見つけ、コーディネートを楽しみましょう。