意外と知らない懸垂幕と横断幕のちがいは?

2021.3.27 横断幕の知識

横断幕の製作を考えている方から、「懸垂幕と横断幕の違いは何ですか?」とご質問いただくことがよくあります。

では懸垂幕と横断幕の特徴や、用途の違いなどについて詳しくご紹介します。

懸垂幕と横断幕の違いは?

懸垂幕と横断幕の違いは、「向き」だけです。

懸垂幕は、縦長です。ちょうど、垂れ幕を思い浮かべていただけると分かりやすいかもしれません。
一方で横断幕は、横長です。
縦長か横長かの違いだけで、縫製や生地などはどちらも同じなのです。

懸垂幕と横断幕、それぞれの用途

縦長・横長という特性上、懸垂幕と横断幕はそれぞれ用途が異なります。

懸垂幕の用途

縦長の横断幕は、ある程度の高さから掲げるのが最適です。
たとえば百貨店の屋上からセールの告知に使われたり、店舗用の販促ツールとして使用されたりします。レストランの外に設置すれば、おすすめメニューを周知させることもできます。

様々な用途に使われる懸垂幕ですが、縦長という特性上、英語の表記にはあまり向いていません。懸垂幕を使用するなら、入れる文字は日本語が良いでしょう。

横断幕の用途

一方で横断幕は、横長です。
縦にスペースが取れない場所でも、横断幕なら横に広げるだけなので、場所を選ばずに気軽に掲示できるのが魅力といえます。

頑丈な生地で製作すれば常設できるため、歩道橋に交通安全の標語を掲げたり、イベントでの案内掲示などに使われたりしています。

横断幕が特に活躍するのが、スポーツの大会です。
屋外のグラウンドでは、横に十分なスペースが取りやすいため、横断幕を掲げれば会場が一気に華やぐでしょう。横断幕と共に応援すれば、選手の士気も一段と向上します。

常設用・持ち運び用で適した生地が異なるため、使用シーンを想定しながら製作していきましょう。

横断幕は、常設・持ち運びによって、おすすめの生地が異なる

横断幕の製作では、「ターポリン」「トロマット」の2種類の生地が主に使われています。
それぞれ特徴が異なるので、用途に応じて使い分けましょう。

常設用の横断幕ならターポリン

長い期間同じ場所に掲示する予定があるなら、ターポリン素材の横断幕がおすすめです。
ターポリンは、撥水性や強度に長けた生地です。
炎天下や悪天候の日も、安定した品質で長く使用できるでしょう。

・ターポリンの横断幕に適したスポーツとは

天候にかかわらず使用できるターポリンは、観客スペースにゆとりのある屋外競技にぴったりです。
たとえばサッカー、野球、マラソン、自転車競技、陸上競技、フットサル、ラグビーなどです。

ただ、会場によってはスペースに制限が設けられていることもあるので、横断幕の製作を考えているなら、事前に運営へ問い合わせておくことをおすすめします。

ターポリンは屋外だけではなく屋内でも使用できますが、あまり大きなサイズで製作してしまうと、屋内では十分に広げられるスペースがないかもしれません。使用シーンに合わせて、サイズは慎重に選びましょう。

・ターポリンのお手入れ方法

ターポリンは丈夫な素材なので、汚れても拭き取るだけで元通りになります。
泥などが付着したら、濡らした布でやさしく拭き取りましょう。

片付ける際は、水分が完全に乾いたことを確認したうえで、通気性の良い場所に保管してください。

常設・持ち運び、どちらにも対応した横断幕ならトロマット

「今日はフェンスに掲示したい」「明日は屋内で広げたい」など、常設と持ち運びどちらの使用も想定しているなら、トロマット素材がおすすめです。

トロマットはターポリンよりも軽量で、持ち運びが容易です。
女性でも簡単に取り付け・取り外しができるので、様々な用途で負担なく使用できるでしょう。

・トロマットの横断幕に適したスポーツとは

トロマットは屋外でも使用できますが、特におすすめなのは屋内のスポーツです。
たとえばバスケットボール、バレーボール、卓球、バトミントンなどが良い例でしょう。

トロマットはどんなデザインも基本的に再現可能なので、グラデーションなど鮮やかなデザインをプリントすれば遠くからでも目立ちます。

部活の応援やお子さまの運動会など、幅広い用途にご活用ください。

・トロマットのお手入れ方法

トロマットは布生地である為、汚れてしまった場合は弱い手洗いを行うことをお勧めいたします。手洗いを行った後はシワにならないように形を整え、裏返して陰干しで乾燥させてから保管するようにしましょう。

 

マーケストラの横断幕の生地について詳しくはこちら

横断幕を長持ちさせる方法とは

横断幕を長持ちさせるためには、定期的なお手入れも不可欠ですが、加工方法も大切です。

横断幕が風であおられると、ロープを取り付けた布の部分が破れたり変色したりすることがあります。
劣化を防ぐために必要なのが、「ハトメ」という加工方法です。

ハトメは円形の金具の名称で、ハトメにロープを通した状態で設置すると、布への摩擦が大きく緩和できます。
「作ってすぐに破れてしまった」ということにならないよう、良質なハトメで横断幕を強化しましょう。

スポーツ横断幕専門工房マーケストラは、標準仕様で真鍮のハトメ加工をおこなっています。
さらにトロマット生地にはその周囲に合成レザーの生地を縫い込むことで、一層の強化を実現しました。
オリジナル横断幕を長くご愛用いただくため、スポーツ横断幕専門工房マーケストラは細部までこだわりを持ち続けます。

まとめ

懸垂幕は縦長、横断幕は横長です。
向きの違い以外はまったく同じなので、掲示スペースや使用シーンに応じてお選びください。

どちらにすべきか迷ったら、スポーツ横断幕専門工房マーケストラまでご相談ください。
サイズの提案はもちろん、デザインまでそのまますべて「丸投げ」でおまかせいただくことも可能です。

世界に一つだけのオリジナル横断幕を、スポーツ横断幕専門工房マーケストラと一緒につくりあげましょう。

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