「通行人に〇〇を告知したい」というとき、どのようなツールを使いますか？
「看板に記載して立てかける」のも良いですが、もっとおすすめなのは「横断幕に記載して括り付ける」という方法です。

屋外展示用の横断幕には、看板にはないメリットがいくつもあります。
横断幕ならではの特徴や、代表的な使い方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

横断幕とは何か？

横断幕は、“横”という漢字がつくものの、設置の向きに決まりはありません。
もちろん横長でデザインするのも良いですし、縦に広いスペースが取れるなら垂れ幕のようにすると遠くからでも目立ちやすいでしょう。

横断幕に使う生地はいくつかありますが、代表的なものは「ターポリン」「トロマット」の2種類です。
屋外に常設するなら、厚く重量のあるターポリンが最適でしょう。塩化ビニル系の素材でつくられたターポリンには、撥水性と強度があります。重いので、頻繁に取り外しするよりは常設の用途におすすめです。
一方、トロマットは、ポリエステル系の素材でつくられた生地です。布のためとても軽量で、持ち運んでも邪魔になりません。頻繁な取り外しでも負担になりにくいので、「今日は屋外に掲出して、明日は屋内で使う」などさまざまな使い方ができるでしょう。

屋外向けの横断幕ならではのメリットとは？

屋外向けの横断幕には、看板にはないメリットがいくつもあります。
たとえば、以下の5つが代表的でしょう。

リーズナブル

横断幕は、看板に比べてリーズナブルなコストで製作できます。
一般的な看板は、木材をベースにつくられることがほとんどでしょう。自然素材を使用する分、コストの負担は避けられません。それにも関わらず、屋外に設置すると「木」ならではのメリットは見当たらず、雨や汚れを吸収するため劣化のスピードがはやくなってしまいます。

設置や撤去が容易

看板は折りたためないため、設置や撤去が大変です。
サイズによっては、設置どころか、現地まで運ぶことさえ苦労するでしょう。

しかし横断幕なら、気軽に設置して、気軽に撤去できます。
特にトロマット素材の横断幕は軽量なので、女性でも容易に持ち運べるでしょう。
取り外しが多いほど、設置や撤去にともなう負担は少ないに越したことはありませんね。

収納が簡単

看板は折りたたむことができません。
保管の際には場所を考えなければならないうえ、次に使用する機会まで邪魔になってしまうことも多いでしょう。

横断幕なら、畳んだり巻いたりして収納できます。
少しのスペースさえあればコンパクトにおさまるので、保管面でも便利といえます。

汚れにくい

トロマットの横断幕も、ターポリンの横断幕も、屋外に展示してもあまり汚れません。
もちろん細かなゴミや砂がつくこともありますが、もし汚れてもやさしく拭き取るだけでほぼ元通りになるでしょう。

一方、看板は汚れを吸収しがちです。
特に木製の部分は汚れるとあきらかに変色するため、使用が終わったら廃棄……という事例も珍しくありません。

風になびくので注目を集めやすい

横断幕は、風を受けてなびきます。
パタパタと動けば、周囲の注意を引くことができるでしょう。

一方、看板は「固定」が基本です。
風を受けても動きがないので、「そこにあることさえ気づかなかった」というケースもあります。

屋外向けの横断幕はこんな用途におすすめ

屋外向けの横断幕は、さまざまなシーンで活用できます。
一例を挙げるので、ぜひ参考にしてください。

スポーツ応援

チームのロゴや個人名が入った横断幕は、スポーツの応援にぴったりです。
大きな会場では声援がかき消されがちなので、“視覚”から応援を届けられる横断幕は、プレイ中の選手の士気をさらに上げられるでしょう。

セール告知

デパートやスーパーマーケットなどのセール告知にも、横断幕が役立ちます。
屋上から垂れ幕のように下に垂らせば、遠くまでセール情報を届けられるでしょう。

メニューの宣伝

横断幕をポールに括り付けて、メニューを宣伝する飲食店も多く見受けられます。
一般的に、メニューはお店に入らないと知ることはできません。しかし、店外に横断幕を設置することで、通行人やドライバーに「季節限定メニュー」「お得なセットメニュー」などの情報を広く発信できます。

交通安全喚起

横断幕は、交通安全の標語をプリントして歩道橋に掲示したり、「この先事故多し」と事故情報を電柱に掲出したりなど、交通安全喚起のツールとしてもよく使われます。
黄色やオレンジなど、背景を目立つ色にすることで、注意喚起効果はより高まるでしょう。

まとめ

屋外向けの横断幕には、さまざまな活用シーンがあります。
軽量のトロマット、重量があるターポリンなど、用途に応じて素材を使い分けましょう。

スポーツ横断幕専門工房マーケストラは、屋外向けの横断幕製作を扱っています。
「屋外に常設したい」「屋外と屋内のどちらも使う予定」など、おおまかなイメージだけでも、しっかりと形に仕上げていきます。

メッセージ性のある世界に一つだけの横断幕を、ぜひさまざまな場面で活用してください。

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