どこでも掲げていいわけじゃない?横断幕にまつわる観戦ルールをご紹介
2021.11.29 横断幕の知識

横断幕は、試合会場に華を添えます。
横断幕を持って応援すれば、選手も観客も心をひとつにしながら、最高の試合ができるでしょう。

しかし会場によっては、横断幕の掲出にルールを設けているところが少なくありません。
ルールを確認しながら、堂々と掲出してください。

野球の観戦ルールは?

たとえば部活の試合など一般的な野球観戦では、横断幕は「ベンチで手に持つ」「フェンスに固定する」のいずれかを選ぶことになります。

しかしプロ野球の試合においては、横断幕の持ち込みは禁止されています。
応援団やサポーターであれば特別な許可を得たうえで持ち込めるものの、基本的に一般の方は持ち込めないのです。

許可を得たとしても、掲出できる横断幕には規定があり、
・サイズ:縦60cm×横60cm以内
・素材:光を反射しないもの
……などいくつかの条件が設けられていることがほとんどです。

ただ、持ち込み可否や規定は会場によって多少異なるため、問い合わせて確認することをおすすめします。
野球の横断幕について

サッカーの観戦ルールは?

サッカー観戦でも、野球と同じように、横断幕は「ベンチで手に持つ」「フェンスに固定する」のどちらかで選ぶことになります。

もし「フェンスに固定する」を選ぶ場合は、掲出ルールにご注意ください。
一般的に、ホームとアウェイでは掲出ルールが異なります。
たとえば、
・掲出可能な場所(ホームでは「サイド」「ゴール裏」の2か所掲出できるが、アウェイでは「ゴール裏」1か所のみなど)
・掲出可能な時間帯(ジュビロ磐田を例にすると、ホームの場合「キックオフの4時間45分前~4時間前」のみ横断幕の掲出が可能、アウェイの場合「試合開始2時間前に第4ゲートから入場すること」を条件に掲出可能など)
・デザイン
・サイズ
……など、それぞれ細かい規定が設けられているのです。

会場がルールを設定することもありますが、独自のルールを持つチームも少なくありません。
製作した横断幕が「掲出できなかった」とならないよう、製作前には会場やチームのルールをよく確認しておきましょう。
サッカーの横断幕について

バスケットボールの観戦ルールは?

バスケットボールは屋内競技なので、掲出スペースには限りがあります。
一般的には、手すりや壁にロープで括り付けて掲出しますが、スペースの関係上「掲出できなかった」という事例も目立ちます。

球場や大会ごとにルールを確認しながら、適切なサイズで製作しましょう。
バスケットボールの横断幕について

競馬の観戦ルールは?

競馬では、馬たちの迫力のレースを眼前で楽しめます。
しかし馬は生き物なので、少しでも“刺激”を感じるとレースに集中できなくなる恐れがあります。
そのため、横断幕の掲出には細かな規定が設けられています。製作の際はどうぞご注意ください。

たとえば、
・生地:光を反射しないもの、風でなびかないもの、紙製以外
・ハトメ加工:6か所以上
・サイズ:縦100cm×横300cm以内
……などが挙げられます。

競馬場によってさらに厳密なルールが決められていることもあるので、製作前には一度確認しておきましょう
競馬場の横断幕について

競輪の観戦ルールは?

競輪場での横断幕掲出には、厳密なルールはありません。
会場によって多少の違いはありますが、他のスポーツよりも比較的自由に作成できるといえるでしょう。

たとえば、
・生地:光を反射しないもの
・サイズ:規定なし(※スペースの関係であまり特大のものは掲示できないこともあるので、会場に要確認)
・文字:自由(※レースに関係のない個人名や誹謗中傷のプリントは禁止)
……などが挙げられます。

ちなみに、競輪場には“横断幕を事前に宅配便で届けられる”というサービスがあります。
返信用の着払い伝票を同封しておけば、レース終了後に自宅に返送してもらうことも可能です。
最小限の荷物で会場を出入りできるのは、とても助かりますね。
競輪場のスタッフが善意でおこなっているサービスなので、マナーを守りながら気持ちよくレースを楽しみましょう。
競輪用の横断幕について

競艇の観戦ルールは?

競艇の場合、横断幕を当日持ち込むことはできません。
ほとんどの場合、“レース開始の3日前必着”で送付することが条件なのでご注意ください。掲出は会場スタッフがおこなうので、場所も指定できません。

それ以外には、横断幕に関して細かな規定はほとんどありません。
たとえば、
・持ち込み:レース開始の3日前必着で送付(※返送用の着払い伝票の同封必須)
・サイズ:縦200cm×横1,000cm以内
・生地:極端に汚損、劣化していないもの
・デザイン:自由(※レースに関係のない個人名や誹謗中傷のプリントは禁止)
……などが挙げられます。

掲出はスタッフがおこなうため、横断幕の場所取りに四苦八苦する必要はありません。
当日「ここに掲出されていた!」と見つけるのも楽しみの一つですね。

まとめ

スポーツによって、横断幕の掲出ルールは異なります。
一般的な例をご紹介しましたが、会場やチームごとに独自の規定を設けていることもあるので、製作前・掲出前にはよく確認しておきましょう。

スポーツ横断幕専門工房マーケストラは、スポーツ応援用の横断幕製作を扱っています。
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マーケストラは、年間1,000件以上の横断幕製作を手掛けています。
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観戦ルールを守った横断幕を掲出して、最高の試合を楽しみましょう。

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