製作前に必ず確認!横断幕に用いる画像やキャラクターの著作権について

2021.9.20 横断幕の知識

横断幕のデザインは自由です。
そのため、キャラクターを入れて製作する方は少なくありません。

しかし場合によっては、デザインが原因で「著作権」に違反することもあるのでご注意ください。
著作権について詳しく知り、堂々と安心して掲げられる横断幕を製作しましょう。

著作権とは

著作権とは、法律上の権利のことです。

なにかを創作した人を、“著作者”といいます。たとえば絵画、写真、小説、音楽、劇、映画などが代表的でしょう。著作者がつくったモノは“著作物”として扱われ、法律で守られます。

著作物を第三者が利用する場合、著作者の許可を得なければなりません。ほとんどの場合は許可の対価として金銭が発生します。利用者から著作者へ金銭を支払ってようやく、その著作物を利用できるようになるのです。

著作者は、その利用料を元にまた新しい作品を生み出します。
つまり著作権制度によって、私たちの文化はポジティブな発展を続けていくのです。
もし“利用料を支払わずに著作物を使用”となると、法律に違反するのでご注意ください。

著作権は法律で定められている

すでに出来上がったモノを使用するときは、そのモノを創作した“著作者”に利用料を支払わなければなりません。
しかしインターネット上には、“フリー素材”のように著作権なく使用できるモノも数多く出回っています。

これでは、どれが著作権で守られたモノなのか判別しにくいですよね。

そこでチェックいただきたいのが、“著作権マーク”といわれる記号の有無です。
Copyright、c、(C)の表記があるなら、それは著作権で保護されています。著作者の許可なく使用すると著作権法違反に問われるのでご注意ください。

もし「著作権で保護されているなんて知らなかった」と、悪意なく著作権を侵害してしまった場合も損害賠償の対象になります。

最近も、著作権侵害によって会社員が摘発される事例がありました。
令和2年6月、埼玉県在住の男性会社員が、あるステッカーをインターネットで販売しました。そのステッカーに描かれているのは、人気ゲームのキャラクターです。著作物を無断でコピーして利益を得た、悪質な事例でした。

このように、著作権侵害は私たちの身近なところで起きています。
イラストはもちろん、写真、音楽など、「すでに存在していて著作権マークで守られているもの」はすべて法律で保護されているので覚えておきましょう。

知らず知らずに著作権侵害?

「コピーするのではなくて、あえて手描きで描けば著作権侵害にならないのでは」なんて考えることもあるでしょう。

著作物に、上手・下手は関係ありません。前述のとおり、「すでに存在していて著作権マークで守られているもの」はすべて著作権の対象です。

侵害すると懲役や罰金が科されるので、「このくらいなら良いのでは」という程度であってもやめておきましょう。

著作権侵害にならないケースとは?

例外として、他人の著作物を無断で使用しても著作権侵害には該当しないケースもあります。それは、家庭内で使う場合です。
家の中で、自分や家族内だけで楽しむ分においては、著作権があるモノでも許可なく使用して良いことが定められています。(著作権法 第30条)

また、著作物を模倣・加工するのではなく、“著作物をヒントにしてオリジナルのモノをつくった”という場合も、著作権法には抵触しません。もちろん、類似性が高い場合は模倣とみなされる可能性があるでしょう。しかし、“ヒントにした”というだけで元の著作物との違いが明確に大きい場合には、著作権侵害とはならないのです。

横断幕製作の前に著作権は要確認

人気のキャラクターの横断幕を掲出すれば、モチベーションが各段に向上するでしょう。

しかしスポーツ横断幕専門工房マーケストラでは、
・許可のない商品ロゴ
・許可のない芸能人
・企業ロゴをそのまま使っての商品製作
・有名人の雑誌・インターネットからの画像と同じものの製作
をすべてお断りしています。

キャラクターにそっくりなイラストや、巧妙に加工した画像、ロゴなども同様です。その他、弊社で「著作権法に抵触する可能性がある」と判断した場合には製作をお断りする場合もございます。

弊社にご注文をいただく場合、デザインが著作権法に違反するものではないかを今一度ご確認ください。万が一、弊社がプリントしたデザインが法律に抵触しても、弊社は一切の責任を負えません。ルールを守って、どの会場でも堂々と掲出できる横断幕を製作しましょう。

まとめ

スポーツ横断幕専門工房マーケストラでは、オリジナルデザインの横断幕製作を扱っています。弊社のデザイナーに丸投げでおまかせいただくこともできますが、お客様が持ち込んだイラストをそのままプリントすることも可能です。

ただ、デザインを持ち込んでいただく場合、著作権には十分に注意しましょう。もし「これは大丈夫だろうか」など迷ったら、マーケストラまで遠慮なくご相談ください。
横断幕のデザインについて

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