横断幕を作ろうと考えたとき、作り方がわかれば自作できるのではと考えた人もいるのではないでしょうか。横断幕は自作することで、好みのデザインや生地で制作が可能です。
この記事では、横断幕の作り方や手作りのメリット・デメリットを解説します。また、自分で作るのが難しい人でもできる方法についても紹介するので、自分に合った制作方法を選びましょう。
横断幕を作るときに必要な道具
横断幕を作り始める前に、必要な道具をすべて揃えておくと、制作がスムーズになります。横断幕を作るのに必要な道具は以下の7つです。
- 布
- 絵の具
- 筆
- マスキングテープ
- 接着剤
- ハトメ
- ハンマー
横断幕の布は、作りたい大きさよりも大きめに購入しておきましょう。ギリギリの大きさで買ってしまうと周辺の処理がしにくくなってしまい、仕上がりが小さくなる可能性があります。
また、屋外に設置する横断幕を作る場合、色をつけるための道具は油性で揃えましょう。水性にしてしまうと、万が一雨が降ったとき横断幕がダメになります。
横断幕の作り方
ここからは、横断幕の作り方を実際のステップに分けて解説していきます。横断幕を作るのが始めての人は、実際にステップを確認しながら進めることで、納得のいく仕上がりにできるでしょう。
- 横断幕のデザインを考える
- 横断幕の下書きを作る
- 布の下準備をおこなう
- 布地にデザインを転写orマスキングテープで準備
- 塗料や絵具を使ってデザインを描く
- ハトメをつけ飾れるようにする
① 横断幕のデザインを考える
横断幕を書き始めるときは、いきなり布にデザインを書くのではなく、紙にデザイン案を書きましょう。事前に紙を使ってデザインを整理しておくと、自分が作りたい横断幕の雰囲気が明確になり、満足いく仕上がりに近づきます。
紙にデザインを考えるときは、おおまかな色まで決めておくことがおすすめです。バランスを見ながら全体の色を決められ、布に色をつけるときにも迷いません。
② 横断幕の下書きを作る
おおまかなデザインが決まったら、実際の大きさに合わせた紙に下書きをしましょう。今までは小さくデザインを考えていたため、実際の大きさに書き起こすことで、気になる空間が出てくる可能性があります。
また、下書きはパソコンで作るのもおすすめです。大きなデザインでもパーツに分けて印刷できるため、手書きよりもきれいな仕上がりになります。
③ 布の下準備をおこなう
布にデザインを書き始める前に、横断幕にする準備をしましょう。布を横断幕にするためには、上から吊るせるようにハトメの加工が必要です。しかし、布の縁を補強しなければ、使用中に生地がやぶれてしまう可能性があります。
そのため、布の準備をするときは、四方を5cm幅の三つ折りで縫いましょう。ハトメをつけた後の強度が増し、横断幕が長く使えるようになります。また、角の部分は厚みが出やすいため、不要な生地を切っておくと厚みが出にくくなります。
④ 布地にデザインを転写orマスキングテープで準備
布の準備ができたら、横断幕の下書きで用意した文字や柄を転写していきます。文字や柄を写すときは、下書きをカットして布の上に置き、ボールペンや鉛筆でなぞりましょう。
文字が写せたら、その周囲をマスキングテープで縁取りしておくと、色をつけるときに不要な部分に色がのらず、きれいに横断幕を作れます。なるべくきれいに色を乗せるためにも、マスキングテープは2重にしておくことがおすすめです。
⑤ 塗料や絵具を使ってデザインを描く
マスキングテープの準備までできたら、実際に絵の具を使用して布に色をつけていきます。このとき、絵の具に混ぜる水が多すぎると、色むらの原因となるため注意しましょう。
とくに、最初に塗った部分と最後に塗った部分では絵の具の継ぎ足しをおこなうことで色が変わりがちです。最初に塗った部分から色が変わっていないか、時おり遠目で確認するようにしましょう。
⑥ ハトメをつけ飾れるようにする
横断幕のデザインが無事にできあがったら、絵の具が乾いてからハトメをつけましょう。絵の具が乾かないまま作業を進めれば、ほかの場所を汚したりデザインが崩れたりします。なるべく24時間以上乾燥させてから次の工程に移りましょう。
絵の具が乾いたら、ハトメをつける位置を決めて穴を開けます。穴を開けたら場所は変えられないため、すべての場所を決めたら問題ないか遠目で確認しましょう。ハトメをつけるときはハンマーがあると便利ですが、必要な道具は説明書の指示通りに用意して問題ありません。
横断幕を手作りするメリット
横断幕を自作するのは、手間がかかる分メリットもあります。
ここでは、横断幕を自作するメリットを解説します。
- 費用を抑えられる
- 何度でも作り直せる
費用を抑えられる
横断幕を業者に頼むと、小さいサイズでも数千円から数万円の費用が発生します。横断幕の用途によっては、予算の捻出が難しい場合もあるでしょう。さらに、使用する機会が少なければ、お金をかけて作るのも勿体無いと思う人もいるかもしれません。
横断幕を自作すれば、用意する材料によっては2,000円程度で制作が可能です。予算が少ないイベントでも横断幕を使用し、華やかな雰囲気にすることができます。
何度でも作り直せる
横断幕を自分で作れば、デザインが気に入らなかったり失敗したりしても、何度でも作り直せます。一方で、業者に依頼した場合は実物が手元に届いたとき納得いかなくても、作り直すと費用が発生してしまうのです。
横断幕を設置すると目立つため、納得のいかないデザインでは抵抗がある人もいるでしょう。そのときに、自作であれば納得いくまで作り直せます。仕上がりにこだわりがある場合は、あえて自分で作ることもおすすめです。
横断幕を手作りするデメリット
メリットの多い横断幕の手作りですが、良い面ばかりではありません。デメリットを理解しないまま制作を進めてしまうと、作り始めてから後悔してしまう場合もあるでしょう。
ここからは、横断幕を手作りするデメリットを解説します。
- サイズが大きいと手間がかかる
- 耐久性が低くなりやすい
- 複雑なデザインを作りにくい
サイズが大きいと手間がかかる
横断幕を自作する場合、業者に依頼するよりもデザインや下書き、実際の作業が増えるためサイズが大きいとその分の手間が増えます。納得のいくデザインにならなければ 何度も自分で書き直す必要が出てくるのです。
さらに、色をつける場合は大きいほど時間がかかります。忙しい合間を塗って横断幕を作る場合、1日で完成できるとは限らず、必要な日まで作業に追われる場合もあるのです。
耐久性が低くなりやすい
自分で横断幕を自作する場合、業者で使用しているトロマットやターポリンなど耐久性の高い素材を使用できないため、耐久性は低くなりがちです。さらに、屋外に設置するのであれば、雨風によって絵の具が落ちてしまう可能性もあります。
横断幕を手作りする場合は、短期間かつ屋内での使用がおすすめです。心をこめて作った横断幕をなるべく長く使うためにも、屋外での使用は避けましょう。
複雑なデザインを作りにくい
横断幕を手作りする場合、印刷に比べるとグラデーションや細かな装飾など複雑なデザインは難しくなります。そのため、遠目で見たときにシンプルな印象になりがちです。また、人の写真をそのまま使用するのも難しくなります。
遠目で見たときでも細かい装飾がわかるようなデザインを希望する場合は、業者に依頼するほうが満足いく可能性が高いです。
横断幕を作るならマーケストラがおすすめ
横断幕を作りたいと思ったら、専門業者であるマーケストラへの依頼がおすすめです。マーケストラでは希望するデザインをもとに、専任のデザイナーが希望通りになるまで何度も修正をおこないます。
さらに、横断幕を作るのが初めてであれば、サイズから悩んでしまう人も多いです。マーケストラであれば使用場所や用途に合わせたサイズの提案もおこなっているため、満足いく横断幕が作れます。
マーケストラで横断幕を作るメリット
数ある横断幕業者のなかでも、マーケストラは以下4の点が優れています。
- デザインに悩んだら相談できる
- 修正回数が無制限
- デザイン決定後から到着までが早い
- 防水加工済みの生地が選べる
マーケストラを利用するメリットを理解して、依頼するか検討しましょう。
デザインに悩んだら相談できる
横断幕を作った経験がない人だと、キャッチフレーズやデザインに悩んでしまい、依頼が進まない場合もあるでしょう。マーケストラであればお客様にイメージをヒアリングしつつ提案をおこなうため、希望のデザインに近づくまでサポートが可能です。
もちろん、お客様の手書きデザインをもとにブラッシュアップしていくこともできます。完成イメージを共有しつつ、納得のデザインが決まるまでサポートが可能です。
修正回数が無制限
横断幕業者のなかには、修正回数は2回までといった回数制限がおこなわれているケースもあります。修正回数に決まりがあると、満足いくデザインに仕上がらない場合もあり、せっかく作った横断幕が気に入らないかもしれません。
マーケストラでは、修正回数は無制限にしています。納得いくまで何度もデザインの提案をおこなうため、気になる部分があれば、お気軽にご相談ください。
デザイン決定後から到着までが早い
デザインが決定した後は、最短5営業日で横断幕を発送しています。急いでいるときでも手元に届くのが早いため、必要な日に間に合わない心配を減らせます。横断幕を急遽必要としている場合でも、気軽に利用できる点が魅力です。
さらに、発送時の送料は無料のため、横断幕以外に余計な費用はかかりません。
防水加工済みの生地が選べる
横断幕を使用する場所が屋外だと、急な雨や雪を心配する人も多いです。マーケストラが用意している屋外用ターポリンは防水加工済みのため、屋外に設置したままでも劣化の心配が少なくなります。
横断幕業者によっては、防水加工が施された生地を使用する場合、追加料金が発生します。一方で、マーケストラで用意している屋外用ターポリンは追加費用が発生しないため、予算内で納得いくクオリティのものをお届けが可能です。
まとめ
横断幕が必要になったときに、手作りと業者への依頼で悩む人もいるでしょう。費用を抑えたい場合は手作りがおすすめですが、その分手間も時間もかかります。
一方で、専門業者に依頼すればデザインの提案から制作までを依頼できるため、納得いくものが高クオリティで手に入ります。何度も使用する横断幕であれば、ぜひマーケストラにご依頼ください。
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