講演会や祭典での横断幕をデザインする際の注意点

2022.1.27 横断幕の知識

講演会や祭典を企画しているなら、ぜひ横断幕をご準備ください。
おごそかな雰囲気の式には、文字のみ、またはワンポイントで企業ロゴの入った、“シンプル”な横断幕がよく似合います。

紙で製作するのも悪くはありませんが、どうしても安っぽさがあらわれたりシワが残ったりするので、あまりおすすめできません。
特別なイベントだからこそ、プロ品質の横断幕を、堂々と壇上に飾ってください。

講演会や祭典に横断幕を設置するメリット

講演会や祭典では、式の進行や座席配置などがメインになり、横断幕の製作までは気が回りにくいものです。

しかし横断幕には、いくつものメリットがあります。

誘導できる

講演会や祭典は、そう頻繁にあるものではないでしょう。そのため、「会場には着いたけれど本当にここに入って良いのか？」と不安に駆られる方が少なくありません。
会場に横断幕を設置すれば、講演会のテーマが一目瞭然です。
お客さんにとっては安心感につながりますし、“誘導係”の人数も大幅に削減できるでしょう。

目標を共有できる

横断幕を設置すると、会場全体でひとつの目標を共有できます。
たとえば講演会のテーマが【地球温暖化防止のための取り組みについて】だったら、聴衆は「企業がすすめている取り組み・自分が今できることなどを教えてくれるはず」と着地点を予想できるでしょう。最初から目標を明確にすることで、一人ひとりの思考が整理できるのです。

見栄えが良い

マイクとテーブルだけの壇上も悪くはありませんが、横断幕を設置すると一気に見栄えが良くなります。
「白地に黒字だけ」のようにシンプルな横断幕ほど、おごそかな雰囲気を演出できるので、お客さんの気も引き締まるでしょう。

講演会や祭典での横断幕のデザインは？

スポーツの応援やモーターショーなどのカジュアルな用途では、カジュアルなデザインの横断幕がぴったりです。
一方、講演会や祭典などかしこまった場面では、白黒デザインの横断幕がおすすめです。あるいは、モノクロを基本にしつつも、ワンポイントで企業ロゴを入れるのも良いでしょう。

講演会や祭典のテーマにもよりますが、カジュアルな内容であれば、カラープリントでも構いません。

講演会や祭典での横断幕の文字は？

講演会や祭典では、
・式典名
・式典の内容
のいずれかが横断幕にプリントされることが多いです。

たとえば「〇〇先生講演セミナー」のように式典の名称を表記することもあれば、「地球温暖化防止のための取り組みについて」のように具体的な内容を記すケースもあります。

あるいは複数枚製作して、入口前には誘導で「〇〇先生講演セミナー」の横断幕を掲出し、壇上には「地球温暖化防止のための取り組みについて」と掲出するのも良いですね。

講演会や祭典での横断幕のサイズは？

講演会や祭典では、遠くのお客さんにも見えるように、できるだけ大きなサイズの横断幕を製作するのがおすすめです。

しかし会場によっては制限が設けられていることがあるので、まずは会場に問い合わせてみましょう。

一例ですが、人気のサイズは以下の通りです。

縦5500㎜×横800㎜　大ホールなど
縦 2500㎜×横600㎜　会議室など

大ホールと会議室では、広さがまったく異なります。
予定している場所があるなら、そこのスペースに合わせて製作するのが望ましいでしょう。

講演会や祭典での横断幕の生地は？

講演会や祭典を屋内でおこなうなら、横断幕の生地はトロマットが最適です。
トロマットは軽量でシワになりにくい素材なので、壇上に掲出してもピンとした美しさをキープできます。

まれに紙で製作する企業様も見受けられますが、紙製の横断幕はシワになるうえ、強度にも不安が残ります。「1日だから」とコスト優先にするのではなく、「1日だからこそ」立派な横断幕を堂々と掲出してください。