会社の外に旗を掲げる企業は少なくありません。
会社のシンボルといえる旗ですが、旗が複数ある場合、掲出に順番があることはご存知ですか?
社旗、安全旗、国旗など、企業がよく掲出する旗について、それぞれ特徴を紹介します。
複数の掲出をする場合は、上げ方の順番も覚えておきましょう。
社旗とは
社旗とは、その名の通り、「会社」の「旗」のことです。
旗には会社のロゴや社章がプリントされていて、会社の存在を周知することが期待できます。
安全旗とは
安全旗とは、安全を願う旗のことです。
掲出期間は毎年「6/1~6/30(全国安全週間のための準備期間)」「7/1~7/7(全国安全週間)」と、内務省によって規定されています。
デザインやサイズにもルールが設けられていて、“白地に緑色の十字”を“縦1:横1.5”のサイズで製作するのが特徴です。
なお建築業界では、社旗に安全旗を加えてデザインすることも珍しくありません。
国旗とは
国旗は国のシンボルです。
日本なら、「白地に赤丸」の旗が相当します。
国を象徴する大切な旗なので、他のどの旗よりも国旗が最優先されます。他に複数の旗がある場合は、掲出の順番に注意しましょう。
社旗、安全旗、国旗の正しい掲出順は?
社旗、安全旗、国旗の3種類を掲出する場合、どの順番で並ばせればよいのか迷ってしまいますよね。
「ポールの高さが同じ場合」「ポールの高さが異なる場合」の2パターンについて、それぞれの上げ方や順番を紹介します。
ポールの高さが同じ場合
すべてのポールが同じ高さの場合、基本的には、向かって左から「国旗」「社旗」「安全旗」の順になります。
一番左側に大事な国旗を持ってきたのは、日本古来の価値観に由来しています。日本には昔から「左上・右下」という考え方がありました。向かって左側が上位、右はその次……と、位置によって重要度が決められていたのです。
国旗は、いかなる場合でも最優先されます。そのため一番左は、上位である国旗が位置づけられます。
国旗の場所が決まったら「社旗」と「安全旗」の位置決めですが、この2つに厳密な規定はありません。
企業によっては「安全第一」のモットーで、社旗よりも安全旗を左側に置くこともあるでしょう。考え方は企業ごとに異なるので、社訓や企業理念を元に決めることをおすすめします。
ポールの高さが異なる場合
ポールの高さが3本とも異なっていたら、掲出順に慎重になってしまいますよね。
3本のポールが並んでいる場合、中央のポールだけが少し高いケースが多く見られます。
このように高さが違うポールで、中央のポールだけが高くなっているなら、中央のポールが最優先となります。したがって、国旗を掲揚するのは一番高い中央のポールです。
もっとも高いポールが一番重要で、二番目に重要なのは左側のポール、三番目が右側のポール……となります。左側・右側のどちらに何を掲げるのかは、自由です。「安全第一」「社旗」のどちらが自社にとって重要な意味を持つのか、じっくりと検討しましょう。
社旗をつくるときのポイント
社旗は、自由が利く旗です。
デザインはもちろん、サイズも自由に決められる分、間違えがないように慎重に設計してください。
デザインは、企業ロゴが最適です。
シンプルながらもインパクトのあるロゴをプリントすれば、自社の存在を内外にアピールできるでしょう。
サイズにも規定はありませんが、一般的に「100cm×150cm」のサイズでつくられることがほとんどです。しかしポールの高さによっては、もっと大きめのサイズで製作しないと見にくい場合もあります。ポールの高さや他に掲出する旗のサイズも考えながら、長く使える社旗をデザインしましょう。
社旗の生地はトロマットがおすすめです。
布製のトロマットは軽量なので、軽やかに風になびいてくれるでしょう。
多少の雨であれば耐えられますが、暴風や豪雨など悪天候が迫っているときはあらかじめ外しておいたほうが無難です。
サイズ違いで社旗を製作して、1枚は屋外掲出用に、1枚は社員旅行での手旗用に……など、さまざまな場面でご活用ください。
まとめ
社旗・安全旗・国旗は、それぞれが大切な意味を持っています。
社旗の上げ方・安全旗の上げ方・国旗の上げ方にもある程度のルールはあるものの、「国旗が最優先」を遵守していれば、後は企業ごとに自由に決められます。
社旗のデザインに迷ったり、上げ方に悩んだりしたら、スポーツ横断幕専門工房マーケストラまでご相談ください。
マーケストラでは、年間1000件以上の横断幕製作を手掛けています。スポーツ用はもちろん、企業様からの依頼も多く、デザインからすべて弊社が製作することも少なくありません。
「何もアイデアが浮かばない」という方はもちろん、「仕事が忙しくて時間が取れない」という方のため、マーケストラでは“丸投げ”の製作を承っています。
おおまかなイメージだけ教えていただければ、弊社のプロのデザイナーが形にいたします。
社旗は、いわば企業の“顔”です。
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