屋外スポーツは、天気の影響を直に受けます。
晴天の日だけではなく、強風の日もあれば小雨の中で試合をすることもあるでしょう。
横断幕を製作しても、天候次第で劣化が早まることがあるのでご注意ください。
屋外でも長く使用できる横断幕をつくるなら、「生地」がポイントです。
生地選びを間違えなければ、天候にかかわらず、丈夫に長持ちしてくれるでしょう。
屋外に常設するならターポリン
屋外に長く設置する予定があるなら、ターポリン素材の横断幕がおすすめです。
頑丈で撥水性があるため、天候にかかわらず安定した品質を保てるでしょう。
ターポリン素材の特徴
ターポリンは、塩化ビニル系の素材でつくられています。
多層で加工されていることがポイントで、合成繊維の両面に塩化ビニルシートや塩化ビニル塗料などを貼り合わせることで頑丈な強度を実現しています。
丈夫な作りで、しかも耐久性があるため、屋外スポーツ用の横断幕としてはもちろん建設用の養生シートや仮設テントなど様々な用途でも使われています。
インクの発色も良く、汚れても布で拭き取るだけで元通りになります。
ターポリン素材の横断幕が活躍する屋外スポーツ
ターポリン素材の横断幕を使うなら、たとえば野球、サッカー、ラグビー、フットサル、マラソン、陸上競技、自転車競技、スキー、スノーボードなどの屋外スポーツがおすすめです。
屋外スポーツは観客スペースにゆとりがあることが多いため、大きなサイズの横断幕でも余裕をもって広げられるでしょう。
なお、屋内スポーツ用としても使用する場合は、あまりに大きいサイズの横断幕だと広げられる場所がないかもしれません。屋外と屋内の併用を考えているなら、サイズ選びは慎重におこないましょう。
屋内・屋外どちらも使うならトロマット
屋外だけではなく、屋内でも使用予定があるなら、トロマット素材の横断幕がおすすめです。
トロマットは軽量なので、取り外しや持ち運びが容易におこなえます。
トロマット素材の特徴
トロマットは、ポリエステル100%の素材でつくられています。
ターポリンは多層加工のため、重量があり、持ち運びにはあまり向いていません。
それに対してトロマットは、軽量なので持ち運びも簡単におこなえます。取り付けも取り外しも容易なので、屋外スポーツの応援用としてはもちろん、バナースタンドや店頭幕などにも利用されています。
トロマット素材の横断幕が活躍する屋外スポーツ
トロマット素材の横断幕は、複雑なデザインもきれいにプリントできます。
凝ったデザインなどオリジナルティあふれるデザインでプリントすれば、他とはかぶらない横断幕に仕上がります。
女性でも手軽に持ち運べるほどに軽量なので、お子さまの運動会や部活の応援などにもおすすめです。
スポーツの場面では野球やサッカーなどの屋外スポーツはもちろん、バレーボールやバスケットボール、卓球など屋内スポーツの応援にも活躍するでしょう。
屋外で使用するなら加工はしっかり
横断幕を屋外スポーツで使用するなら、加工はしっかりおこないましょう。
「横断幕を取り付けたのに強風にあおられて即日破けてしまった」……などの話は、決して珍しくないのです。
デザインはもちろん大切ですが、長く使うためには、破れや錆に強い加工が不可欠です。
横断幕を強化するには、ハトメ加工がおすすめです。
ハトメ加工とは、横断幕の四方に「ハトメ」という金具を取り付ける方法です。
横断幕を設置するときは、紐やロープで固定しなければなりません。その際、単に布地に穴を開けただけだと、紐の摩擦で穴周辺が破けたり汚れたりします。
そこで、穴を開けるだけではなく、ハトメ加工を施すことで摩擦が起きやすい部分を強化します。風にあおられても金具が摩擦を緩和するため、横断幕の劣化を大幅に防げるのです。
スポーツ横断幕専門工房マーケストラでは、ハトメ加工を標準仕様でおこなっています。
横断幕の四隅には、ハトメの金具を取り付けることはもちろん、トロマット生地においてはその周囲も合成レザー生地を縫い込むことでさらに強度を上げます。
使用するハトメは、こだわりの真鍮仕様です。真鍮は錆に強いといわれているため、穴周囲の破れ対策はもちろん、金具そのものの劣化も防止できます。
大切な横断幕を長く使用していただくために、スポーツ横断幕専門工房マーケストラは細かなこだわりを持ち続けます。
まとめ
野球やサッカーなどの屋外スポーツには、ターポリン生地の横断幕や、トロマット生地の横断幕が最適です。
ターポリン生地は重量があるため、屋外での常設向きといえます。
一方でトロマット生地は、持ち運びが簡単におこなえるため、屋外スポーツはもちろん屋内スポーツにもおすすめです。
スポーツ横断幕専門工房マーケストラは、ターポリン生地とトロマット生地の両方を扱っています。
どちらも防炎加工を施しているため、万が一の事態があっても燃えることはありません。
横断幕の生地選びは、「屋外で常設したいのか」「屋外と屋内の両方で使いたいのか」を基準に考えると良いでしょう。
もし迷ったら、マーケストラにご相談いただければ、使用シーンから最適な生地をご提案します。さらにそのまま、デザインなどすべて「丸投げ」いただいても構いません。
スポーツ横断幕専門工房マーケストラと共に、長く使えるオリジナル横断幕をつくりあげていきましょう。
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